四つ葉工房|株式会社悠木社

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書斎が欲しい理由を考える

2025年09月07日

こんにちは。

 

茨城県筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。

 

9月に入ってもまだまだ暑いですね。先日、子供たちの夏休み最終日に友達家族と一緒に恒例のニジマスのつかみ取りに行ってきました。最終日ということもあってか少し混んでいましたが、自分たちで捕まえた魚を調理してもらい、キンキンに冷えたそうめんと一緒に食べることができ、楽しい思い出になりました。

 

一昨年は三姉妹の誰も魚に触れず自分が全部捕まえ、昨年は少し触れるようになり、今年はとうとう長女が自力で魚をつかむことができました。来年は次女の活躍に期待したいところです。

 

さて今回は「書斎が欲しい理由」というテーマでお話ししたいと思います。

 

最近の家づくりで「書斎を希望する」という方はとても多いです。特に旦那さんからの要望が多いのですが、コロナ禍以降は在宅ワークの影響もあり、奥様からの要望も増えてきています。使い方もさまざまで、在宅ワークの場、読書スペース、趣味の作業場、パソコン作業の場など、多岐にわたります。中には筋トレスペースとして希望された方もいました。

 

ただ、ここで考えてほしいのは「書斎=幸せ」ではないということです。数学でいう「式=答え」ではなく、答えにたどり着くための過程を意識することが大切です。

 

家づくりにおける答えは「幸せに暮らすこと」。そのために書斎をどう使いたいのかを明確にすることが重要です。

 

例えば、集中して作業したいなら完全個室型が良いですし、ただ本を読みたいだけならリビングの一角に椅子と本棚を設けるだけでも十分です。日中に少し使う程度なら、リビングにデスクを置き視線だけ遮れる工夫をするのが最適解かもしれません。

 

「書斎が欲しい」とだけ伝えると、設計士は個室型の書斎を提案しがちです。でもそれが本当に自分に合うのか?家族も気軽に使えるスペースが良かったのでは?と後から後悔してしまうケースもあります。気づいたら物置になっていた、なんてことも珍しくありません。

 

大切なのは「なぜ書斎が欲しいのか」という理由を明確にして伝えること。そうすれば、暮らしに合った本当に使いやすい空間にすることができます。

 

今回は書斎を例にしましたが、家づくりの要望はどんなことでも同じです。理由を掘り下げて考えることで、後悔のない家づくりにつながります。

 

それでは、また(^^)/ 

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