四つ葉工房|株式会社悠木社
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高性能住宅は1種換気じゃなければダメ?
2025年06月01日
こんにちは。
茨城県筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。
先日、ガレージのご相談をいただいたお客様から「社長のインスタ見ました。いろいろやっていて面白いですね」と言われました。嬉しかったのですが、最近投稿をさぼっていたので、もっと発信しなきゃなと反省しています。
とはいえ、食事や遊びの話題はストーリーだけで十分なので、これからも相変わらず映えない投稿をちょこちょこ続けていきます。気が向いたら見てやってくださいね(笑)
さて、今回は換気のお話です。
新築住宅では、法律で2時間に1回以上空気が入れ替わるよう定められています。その方法には主に第一種換気と第三種換気があり、前者は給気も排気も機械で行い、後者は排気のみ機械で給気は自然です。法律的にはどちらも基準を満たせば問題ありません。
高性能住宅になるほど第一種換気が多いですが、理由は熱交換ができるから。例えば外が0℃、室内が20℃なら、熱交換率90%なら18℃の空気が入ってきます。これにより冷暖房負荷を抑えられます。
ただ、実際には換気による熱損失だけで室温が大きく下がるわけではありません。住宅の熱容量や外皮を通じた熱の出入りが大きく関わるからです。
そのため「高性能住宅は第一種換気でないとダメ」と一概に言うのは少し極端です。実際にトイレやキッチンなど、熱交換を伴わない換気部分もあります。
どの換気方式を採用するかは、工務店ごとの考え方が反映されるところ。
家づくりの際は「どんな換気方式を採用していますか?なぜですか?」とぜひ聞いてみてください。それにしっかり答えられるかどうかは、真剣に家づくりを考えているかの一つの指標になるはずです。
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