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35歳で年収500万 いくら借りれるのか?

2023年12月18日

こんにちは。四つ葉工房の篠崎です。

 

最近、ファイナンシャルプランナーの方の話を聞く機会がありました。

 

その方は銀行員や保険屋さんではなく、住宅ローンなどの相談を中立の立場から受け付けているそうです。

 

 

その中で、「35才で年収500万なんですが、いくら借りられますか?」という質問が非常に多いとのことです。

しかし、その答えは毎回同じで、「分かりません」との回答だそうです。

 

 

これには私も全くの同感です。なぜなら、情報が不足しているからです。

 

ネットやSNSでは、「年返済比率の20%以下で予算を組むべき」「年返済比率30%までは問題ない」といった言葉が見聞きされるかもしれません(年返済比率とは収入に対する返済額の割合を%で表したものです)。

しかし、その根拠は何でしょうか?

 

 

35才で年収500万の人は多いかもしれませんが、個々の状況は異なります。

 

例えば、貯蓄額、子供の人数や年齢、配偶者の就労状況など、それぞれの家庭事情によって状況は異なります。単純に返済比率だけでは判断できず、借りられる金額や借りるべきかどうかも大きく異なるはずです。

 

 

例えば、35才で年収500万で同じ貯蓄額のAさん、Bさん、Cさんという3家族を考えます。

 

Aさんは10才と8才の子供がいます。

Bさんは2才の子供がおり、2年後にもう1人を予定しています。

Cさんは今0歳の子供がおり、将来的には子供を作る予定はありません。

 

 

ここで重要なライフプランの要素の一つが養育費(教育費)です。

 

全ての子供が奨学金なしで四年制大学に通うと仮定すると、Aさんは下の子が8才なので14年後の49才までに大きな支出が終わり、その後の10年以上を老後の蓄えに充てることができます。

 

一方、Bさんは2年後に子供が生まれるため、子供が大学を卒業するのは24年後の59才です。そのため、Aさんほどの老後の蓄えを貯めるのは難しいでしょう。

 

Cさんは0歳の子供が大学を卒業するのは22年後で、57才の時です。子供の数が少ないため、養育費の負担が少なく、Bさんよりも蓄える可能性が高いです。

 

 

このような例は同じ貯蓄額を仮定したものですが、実際には全く同じ状況の家庭は存在しません。

したがって、自分たちが借りられる額ではなく返済可能な額を知りたい場合は、個別のライフプランシミュレーションが必要です。

 

 

借りられる金額の審査は金融機関の役割です。

私たち工務店は、返済可能な範囲で最適な提案をすることが仕事です。

 

 

当社では家づくりを考える方々のお金に関する不安を無料で相談を受け付けています。質問やプロのFPによるライフプランシミュレーションをご希望の方は、お問い合わせフォームから連絡ください。営業のしつこさはありませんのでご安心ください。

 

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以前にもお金に関するブログをまとめていますので、お時間のある方はぜひご覧ください。

・借りられる額と返せる額の違い

・フラット35の審査基準

 

 

自画自賛ですが、内容は充実しています(^^)

それではまた次回の更新をお楽しみに(^^)/

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