四つ葉工房|株式会社悠木社

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高気密高断熱にする意味

2023年11月20日

四つ葉工房の篠﨑です。

 

家づくりでおなじみのフレーズ、「高気密高断熱」は多くの工務店が追求しています。

 

このフレーズには定義がなく、各社の考え方が異なり、正解はありません。

 

では、なぜ高気密高断熱の家を造るのか?

 

ただのパフォーマンスではなく、その意味を真剣に考えている住宅会社はどれくらいあるのでしょう?

 

多くの人は「夏涼しく、冬暖かく過ごすため」と答えるでしょうが、それだけではないはずです。

 

例えば、極端な話、低断熱低気密の昔の家でもエアコンやヒーターを使えば快適です。

つまり「高気密高断熱」=「夏涼しく冬暖かく」するため、とは限らないと言えます。

 

では高気密高断熱化する意味とは?

ずばり、「高気密高断熱」は「快適で、省エネで暮らすため」が正解ではないでしょうか。

 

低断熱低気密の家で快適に暮らそうと思ったら、光熱費が高くなり、環境にも優しくはありません。

 

しかし、断熱気密性能を上げて、冷暖房によるエネルギー消費を抑えることは初期費用がかかりますが、ランニングコストを抑え、環境にも貢献します。

 

自分たちだけでなく、子供や孫の代に負担を掛けないように、一人一人が少しずつ貢献することが大切だと思います。

 

まとめ

 

「高気密高断熱」には明確な性能値がなく、作る人、住む人が「ウチは高気密高断熱です」と言えばそうなります。

 

ある団体の検証によれば、断熱等級等級6(等級7の一つ下のランク)のパッシブデザインを取り入れた家の方が、断熱等級等級7(今の断熱等級の最高ランク)の家より光熱費が安かったとの結果もあります。

 

お金をかけるだけが解ではない、ということですね。

 

より良い家づくりを目指しましょう。

それでは、また(^^)/

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