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値上がりしている土地代。抑える方法は?

2024年11月11日

コロナ以降、材料費の高騰によって建築費がかなり値上がりしました。
それと同時に、土地代も値上がりしています。理由は造成工事費用が値上がりしているからです。

 

また、津波や土砂崩れといった災害の心配がない場所での土地を求める方が増えているため、そういった地域の土地価格が上がっているからです。

 

材料費が高騰しているということは、外構工事費用も値上がりしているということでもあります。
その負担を減らせるようにないようにすることが、これからの家づくりの鍵と言っても過言ではありません。

 

所得が上がっていない中、物価、社会保険料や税金、そして電気料金までも上昇のし続けているため、可処分所得は減る一方ですからね。

 

ということで今回は、土地取得費用を抑える方法についてお伝えしていきたいと思います。
これは外構工事費用を抑える一つの方法でもあるので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

土地の単価が高くなりつつある現在、住む場所に妥協せず、土地の価格を抑えるためには、購入する土地の面積を縮めるしか方法がありません。

 

仮に坪単価が20万円だとしたら、5坪面積がカット出来れば100万円、10坪面積がカット出来れば200万円です。
家づくりのコストが変わりますし、これに外構代やローン金利を合わせるとさらに50万円ほど変わってくるかもしれませんからね。

 

では、これを実行していくためには?

 

✔️先に建てたい家を明確にする

 

土地のコストを最小限にするためには、最初に土地を探すのではなく、どんな家を建てたいのかを明確にしておくことをオススメします。

 

それがどれくらいの大きさになるのかを把握しておけば、それに合わせた土地選びが出来るからです。

 

例えば、自分が建てたい家が「平屋」だとします。
先にざっくりヒアリングさせていただくことで、建てたい家の大きさが30坪前後だと明確になり、必要な駐車スペースが3台だとした場合、目安となる土地の広さは55坪前後となります。

 

平屋を建てるために70〜80坪ほどの土地が必要だと思っていたとしたら、15〜20坪ほど土地面積を縮められるので、坪単価が20万円なら土地にかかるコストが300〜400万円も圧縮出来ることになります。

 

あるいは、自分が建てたい家が「2階建て」だとして、先にざっくりヒアリングさせていただくことで、建てたい家の1階の大きさが20坪前後だと明確になり、必要な駐車スペースが2台だとした場合、目安となる土地の広さは40坪前後となります。

 

少し大きめの家がいいから、土地の広さは60坪ぐらいかな?と思っていたとしたら、20坪前後土地面積が圧縮出来るので、坪単価が25万円のエリアだとしたら500万円前後も圧縮出来たことになります。

 

ちなみに、これらの計算式は、
「必要な1階部分の面積+土地の余白10坪+4.5 坪×駐車スペースの数」です。
土地の余白とは、家の周囲の給排水を通したり、エアコンや給湯器を置いたり、通路として利用するスペースのことです。

 

このように、土地を探す前に、どんな家にしたいのかが明確になっていれば、探すべき土地の広さが明確になり、出費を防ぐことが出来ます。

 

いきなり土地を探し始めるのではなく、まずは住宅会社に足を運び、どんな家にしたいのか?それがどれくらいの大きさになりそうなのか?を明確にしてから土地探しをしていただくのがおすすめです。

 

もちろん、土地の予算も明確にしておく必要はありますけどね。ぜひ参考にしてみてください。

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