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家づくり3つのタブーとは?

2024年07月29日

「貯金」をすることはとっても大切なことです。
 
理由は選択肢と柔軟性が手に入るからです。
貯金があれば待つべきときは我慢して待てますし、チャンスが来たら飛びつくことも出来ます。
また、じっくりと考える時間をつくることができ、人生の軌道修正もしやすくなります。
 
さらに言えば、貯金の一部を長期積立投資に回し、複利効果を最大限に利用出来れば、老後資金をつくることも出来ます。
 
つまり、貯金によって金銭的なゆとりを持つことが出来れば、知らず知らずのうちに誰かに所有されていた自分の未来を、少しずつ取り返すことが出来るというわけです。
 
 
弊社では家を建てたとしても「貯金」が途切れないような資金計画を立てることを推奨しています。
具体的には、継続的に「貯金」をしていただくために3つの提案を心がけています。
 
3つ全てに賛否両論あるかと思いますが、この3つを知り、実行するかどうかで今後の家計状況が違ってくるのは間違いないと思うので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
 
 
1:住宅ローン選び

住宅ローンを選ぶ時、一番の悩みどころとなるのが「金利」です。
そこを重要視すると金利が安い「変動型」の住宅ローンを選ぶことになると思いますが、個人的には多少金利が高くても「固定型」の住宅ローンをオススメしています。
 
現在の金利水準と今後に予想される動向から考えると、「変動型」を選んでおく方がいいとは言われています。
 
インフレの継続によって今後の賃金が上昇していく可能性が高いとしても、現実化するのは団塊の世代が一斉退職し出す2030年頃だと言われています。
そうなれば「変動型」の金利も上がりやすくなりますが、それもおそらく数年間のタイムラグがあると言われています。
 
 
そんな中でも僕が「固定型」をオススメするのは、絶対にないと言われている変動金利の基準となる短期金利を日銀が絶対に上げないとは限らないからです。
 
また、「変動型」の金利が上がり出してから「固定型」に切り替えるという方法はそう上手くいかないでしょう。
というのも、「変動型」の金利が上がる頃には「固定型」の金利も確実に上がっているからです。
 
つまり、借り換えを検討するタイミングでは「固定型」の金利はさらに上がり、利息の支払いを抑えるどころか、もっと払うことになる可能性が高いというわけですね。
 
というわけで、個人的には多少金利が高くとも「固定型」を選択することをオススメしています。
 
そして「貯金」の中の一部を長期積立投資に回し、住宅ローン期間と同じの期間で複利運用していただくこともオススメしています。
 
ただ「固定型」にすると借り入れ時の手数料が余分にかかることになり、その分、家にかけられる予算が減ってしまうというのはあります。
 
また、多少は金利が高い分借入額を減らさないと、毎月の返済金額が上がってしまので、そこを調整すると、さらに家づくりにかける予算が減ってしまうことになります。
 
それらを踏まえた上で、家づくり全体の予算計画を立てる必要がありますし、その予算の中でどんな土地を買い、どんな家を建てるのかを考えないといけないので、綿密な資金計画と取捨選択がセットで重要にはなるでしょう。
 
 
これが1つ目です。
次回は、2つ目の重要ポイントである「電気料金」についてお伝えしていきたいと思います。

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