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借入と家づくり
2024年05月27日
銀行からの借入は一般的に、(税込)年収の5倍ぐらいが適切だと言われています。
例えば、世帯年収が500万円なら2500万円ぐらいが適切というイメージです。
この説はなかなかいい線を行っていて、この実現が理想的なのは火を見るよりも明らかなことなんです。
この説はなかなかいい線を行っていて、この実現が理想的なのは火を見るよりも明らかなことなんです。
しかし、現実を見ると、20%以上建築費が値上がりした現在は、この理想からかけ離れざるを得ない方が圧倒的に多いです。
世帯年収500万円のご家族が土地を買って家を建てる場合、仮に自己資金が300万円あるとしたら理想的なローンと自己資金を合計しても2800万円が家づくりの予算となりますが、土地が1000万円だとしたら家そのものにかけられる予算は
マックスでも1500万円となり、現在の建築価格では、思い描いた理想を叶えるのは難しいかもしれません。
マックスでも1500万円となり、現在の建築価格では、思い描いた理想を叶えるのは難しいかもしれません。
そのため、使える土地があるならそこを使っていただくか、不足分を自己資金とローンで賄う必要があります。
もっとも、土地を買わなくてよくなれば土地に費やす予定だった1000万円を建築代・外構代に回すことができるので、まずはこちらを優先したいですね。
では、土地を買わないといけない方は?
この場合、まずは購入する土地の価格を少しでも落とせないかを優先することをオススメします。
住む地域を変える、面積を小さくするなどです。
住む地域を変える、面積を小さくするなどです。
理由としては、理想的な予算からのはみ出しを少しでも小さくするためです。
さらに、家の予算を小さくするために間取りを考える際にはコンパクトさを意識することが大切です。
このように、これまでの常識は一旦置いていただき、現状にフィットした考えになっていただかないといけないのですが、、、
とはいえ、これを実行していただくことは難易度が高く、おそらく大多数の方が年収の5倍ルールの範囲内では収まらないとでしょう。
とはいえ、これを実行していただくことは難易度が高く、おそらく大多数の方が年収の5倍ルールの範囲内では収まらないとでしょう。
なので、予算が大きくはみ出た場合、どうしないといけないかについてお伝えしていきたいと思います。
✔️「攻撃は最大の防御なり」
それは、勇気を持って、安全だと考えられている銀行への貯金や生命保険を減らし、その分を「長期積立投資」に回すことが有益です。
要は、今すぐこれらを見直して夫婦そろって「新NISA」を活用しつつ積立を開始するのが良いです。
そして、いつか仕事を辞める時まで積み立てた資金を引き出すことなくずっと運用し続けていってください。
未来のことは予測できませんが、過去150年間のデータによると年間で約10%ずつ資産が増えてきており、長期的には資産が増える傾向にあります。
この考え方から、勇気を持って投資に踏み込むことが重要です。そのため、家を建てる方は、同時にこれらのアプローチを考慮して進めることが大切です。
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