四つ葉工房|株式会社悠木社

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有効な西日対策を考える

2026年05月26日

こんにちは。
 
茨城県筑西市の工務店、四つ葉工房の篠﨑です。
 
昨今の先の見えない中東情勢に頭を抱えているのは建築業界だけではありませんが、できることに注力して乗り切りたいものですね。コロナ、自然災害、リーマンショックなどどうにもならないことは定期的に起こるものです。
 
そのたびにみんな乗り越えてきているのですから今回も乗り越えられるでしょう。
 
優秀な経営者の方に話を聞くと皆さん共通して特別な対策はしていないようですね。
 
このような外的要因は自分たちの力ではどうにもならないと理解してできることを淡々と進めて嵐が過ぎ去るのを待つようです。
 
その心の持ちようは見習いたいものです。
 
さて、本題に入ります。
 
皆さん近年の暑さについてどう思いますか?
 
本当に近年の暑さは怖いですよね。何が怖いかというと、この暑さの上昇がどこまでこのハイペースで続くのか分からないということです。もしかしたら数十年後には朝の天気予報で「今日の最高気温は45℃です」なんてことが普通に起こるかもしれません。
 
もちろん最高気温の高さもやばいですが、暑い期間の「長さ」もやばいですよね。
 
四月はまださすが朝晩は冷えますので着衣量で調節していましたが、日中はエアコンを付けていた方もいるのでは?というような暑さの日が何日もありました。
 
このブログを書いている5月下旬は梅雨前になんとなく暑さが和らぐ時期でもあるかと思いますが、梅雨を経て、今年も猛暑が懸念される夏本番が怖いですね。
 
夏の暑さは太陽と地球のことであり、我々人類が手を加えて劇的に変えるということはできません。
 
できることは「予防」と「対策」と「我慢」くらいしかありません。
 
「予防」に関してはマクロな視点で見ると地球温暖化防止に貢献することもあるかと思います。しかし一人一人の意識を高めることは重要ですが、現実的に暮らしの中での効果的な解決法にはなりえません。
 
地球全体の温度を下げるなんて個人の力ではとても無理なので「対策」しましょうということで、今回のお題は段々と暑くなってくる前に考える「西日対策」です。
 
太陽高度の違いもあり、冬の西日は非常に日射量も弱いのですが、夏の日射はいつまでもジリジリと攻めてきます。さらに南西に沈む冬と違い夏の太陽は北西目がけて沈んでいきますので更に厄介です。
 
現実な対策としては
①西面に窓を設けない
②日射遮蔽をする
というのが効果的な対策です。
 
庇や屋根の軒を出すということもなくはないのですが、夏の日射はいくら軒を出しても効果は限定的になります。
 
①の窓をそもそも付けないというのは非常に有効な手立てとなります。
 
窓がなければ断熱欠損もないし、コストもかからないし、メンテや掃除も要らないしということになりますが、敷地を見た時に例えば西に抜きたい景観があったり、部屋を南西に向けたい時などもあります。
 
個人的には西とはいえ立地と採光を無窓と天秤にかけた場合優先したいのは前者となります。
 
そこで②の日射遮蔽となるのですが、重要なのは窓のどこで遮蔽するかということになります。(もちろん窓の性能も重要ですが今回は触れません)
 
一般的には室内にカーテンを付けて日差しを遮ることがほとんどだと思いますが、夏場の暑い空気は窓を介して侵入してくる割合が約80%にも上ります。
 
ですので効果が高いのは圧倒的に窓の外でということになります。
 
窓の外で対策をすると中で対策をした場合の約3倍の遮熱効果があります。
 
サッシに付ける外付けブラインドやシェードは見た目などを考慮すると、とても良いのですがコストもそれなりにかかります。あとは見た目は別として夏場だけすだれをかけたり、ゴーヤなどのグリーンカーテンも非常に効果はあります。
 
とはいえ見た目やコスト、生活スタイルの違いにも影響されることなのでそれらを考慮して計画しましょう。
 
西日対策を全くしないのはガンガン冷房をかけながら窓際でストーブを付けているのと同じようなことになってしまいます。
 
「日よけは外で」
 
私が所属しているFoward to 1985 energy lifeでも推奨しているフレーズです。
 
今後家づくりをされる方は頭の片隅にでもぜひ入れておいてください。
 
ただし、まずは建物の断熱スペックを上げることは必須であることも忘れないでください。
 
建物の断熱気密性能を上げて小さなエネルギーで快適に暮らすことは地球温暖化の「予防」となり、暑さに対して有効な「対策」となり「我慢」のエコではない暮らしにおいて高効果があるからです。
 
それでは、また(^^)/

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