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子育て世代の味方
2025年01月17日
お年寄りになるとフローリングで仕上げた洋室よりもタタミで仕上げた和室の方が良いんじゃないかと考えてしまいますが、実際はそうではありません。
年をとると足や腰に支障が出てきて、屈伸をするのが辛くなるため、タタミに布団を敷いて寝るよりもベッドで寝る方が楽だからです。
この観点から考えると、階段も足腰に負担がかかるため、「歳をとったら絶対に平屋がいい」と思いますよね。
もちろん、その通りなのですが、では若いうちは平屋より2階建ての方がいいのかと言うと、決してそういうわけではありません。若い人たちも、いずれはお年寄りになるわけですしね。
今回は、若いうちでも2階建てより平屋の方がいい理由についてお伝えしていきたいと思います。
リビングが散らかりにくいから
2階建てを基本に考えると、子ども部屋や寝室を2階につくるのが基本になると思いますが、子どもは親のそばに居ることが多いですし、自分の部屋まで片付けに行くのが面倒なので、いつも使うものの定位置がリビング付近になります。
また、寝室も2階につくることが多いと思います。
ウォークインクローゼットも2階につくることになると思いますが、いつも着る服を2階に運ぶのも面倒なので、これもリビング付近が定位置になるでしょう。
結果、コストを抑えるために収納を削ってしまうと、リビングが常時散らかった状態になり、それを防ぐために収納や部屋をつくるとなると、大幅にコストが上がってしまいます。
平屋にすれば、全ての収納と部屋がリビングから移動しやすいところに配置されるので、おもちゃや衣類を片付けるのがあまり面倒ではなくなります。
余分な収納や部屋をつくる必要もなくなるので、コストも抑えられるでしょう。
家事の手間が減るから
平屋のもう1つの良さが家事の手間が減ることです。
例えば、洗濯動線。洗濯物を干すのも片付けるのも水平移動だけで済むため、かなり時短になるでしょうし、毎日のこの負担が減るだけでもずいぶんと楽になるのではないでしょうか。
片付けに関しては先程お伝えした通り。子どもたちやご主人がそれなりに片付けてくれれば、奥さんの負担はきっと減ることでしょう。
掃除もワンフロアで済むため、仕事に行っている時間帯にお掃除ロボットを動かしておくだけで、床掃除の手間も減りますね。
平屋は、家事・育児・仕事を同時にこなす忙しい奥さんとって強力な味方です。
コストが抑えられるから
「平屋は2階建てよりも建築費が高い」というイメージがあるかもしれませんが、これは建て方次第です。
先程も少し触れたように、2階建てと比較して保険的な意味合いの部屋や収納をつくる必要がなくなるので、建築費そのものも高くなることはないというわけです。
平屋にすれば階段もないですし、廊下の面積も圧縮することが出来ます。
また、平屋は耐震性が高いため制震ダンパの設置が必要なくなります。
平屋にすれば体積が小さくなり、上下階に温度差がなくなることから、空調システムなどにコストをかける必要がなくなること、これらも平屋のメリットだと思います。
以上のような理由から弊社では、たとえ年齢が若くとも平屋をオススメしているというわけです。
これから家を建てる方は、ぜひ参考にしていただいて、家づくりの計画を立てていただけたらと思います。
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