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生活感を打破する工夫 ~続編~

2024年11月24日

共働きが当たり前な現代では、仕事・家事・育児をバランスよくこなす必要がありますよね。
忙しい奥さんが、キッチン周りを綺麗に保つことは、難しいのではないでしょうか。

 

弊社では前回お伝えさせていただいたように、少々横着をしても生活感のないキッチンになるような間取りや仕上げの工夫をしているのですが、リビングダイニングキッチンのオシャレを保つためにはもう1つ間取りの工夫が必要です。

 

この工夫も前回同様、弊社の大きな特徴であり、これがもたらす恩恵は長い目で見ても大きなものであると考えているので、最後までお付き合いいただければと思います。

 

 

その工夫とはズバリ

「子ども部屋を1階につくる」ということ。
なぜ子ども部屋を1階につくればそれだけで生活感が出にくくなるのでしょうか?

 

✔️小さな子どもたちは親の近くに居たい

 

家を建てるタイミングで最も多いのは子どもたちが未就学の時だと思います。
これを前提として間取りを考えた時、子供部屋を2階につくってしまうと、10年前後もの間、子ども部屋はその役目を果たせません。

 

なぜなら、子どもたちは自分だけで寝ることもなければ、親から離れた場所で遊ぶこともないからです。

 

では、どこで遊ぶのか?もちろんリビングですよね。
お母さんはキッチンを中心に家事をしているし、お父さんはリビングで過ごしているからです。

 

となると、子どもたちが使うおもちゃは、リビングに置かざるを得ないはず。
2階におもちゃを置いて、上がったり下がったりを繰り返すのも面倒ですからね・・・。

 

よって、リビングダイニングは子どもたちのものが、散乱した状態になりやすくなってしまいます。
それらを片付けておくための収納家具も必要となり、窮屈になってしまう可能性も高いです。

 

子ども部屋が1階にあれば、子どもたちに自分の部屋を使ってもらいやすくなります。
自分の部屋におもちゃを片付けてもらいやすくなります。

 

リビングが散らかりにくくなり、リビングに邪魔な収納家具を置く必要もなくなるでしょう。

 

もちろん、この工夫も万能かと言われるとそうではありません。
子どもたちが思春期になった時、プライバシーを確保しにくいという欠点もあります。

 

とはいえ、もっと長い期間で考えてみると、子どもたちが家を出て行った後は、部屋が下にあるので別の用途で使いやすいですし、老後を迎え2階に上がるのが億劫になった時、無駄な増築をする必要なくなる可能性も高いのです。

「子ども部屋は2階につくるのが普通だ」という固定概念をなくしてみませんか。
こだわってつくったリビングダイニングキッチンをオシャレな状態で維持していただくために、ぜひ参考にしていただければと思います。

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