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生活感を打破する工夫

2024年11月18日

LDKは常に過ごす場所で、来客をもてなす場所でもあるため、一番こだわりたいところ。

 

一方で、常にいる場所であるために「生活感」の出やすい空間になりやすいところでもあります。

 

今回は、こだわってつくったLDKを常にオシャレでカッコよく保つために、「生活感」を打破する工夫についてお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてください。

 

まず1つ目の工夫は、「キッチン周りから生活感を消す工夫」です。

 

対面式キッチンが普通になっている今、ダイニングやリビングから見えるところは、手元を隠すためにキッチン前につくるカウンターと、キッチンの背面スペースなのですが、これらのスペースは油断をすると色々と置いたり貼ったりしてしまう場所です。

 

例えば、キッチン前のカウンター。この高さは何かを置くのに丁度いい高さです。調味料はもちろん、いつも使うような生活用品なども、ついここにと置いてしまいます。

 

そしてそれが慢性化し、リビングやダイニングからの景色は「生活感」の塊と化していきます。

 

また、冷蔵庫は一般的にキッチンの背面に置くようになっていますが、マグネットボードのように磁石がくっつくことから、ゴミの日程表や学校の連絡網などをつい貼りがちではないでしょうか。

 

レンジやジャーの周りも、いつも使うようなものはつい出しっぱなしにしてしまいますよね。

 

そして、これらの合わせ技によってLDKからオシャレ感が消え去ることになります。

 

他方、キッチン前カウンターについ何かを置いてしまうのであれば、そもそも何も置けないようなカウンターにしてしまえば、置けなくなります。

 

つまり、カウンターの厚みを思い切って超薄型にして、ただ手元を隠すだけの役割にしてしまうというわけですね。

 

また、冷蔵庫に関しても思い切ってリビングやダイニングから見えないところに隠してしまえば、色んなもの貼ったとしても生活感が出なくなりますし、家電製品も同じように思い切ってリビングやダイニングから見えないところに隠してしまえば、そんなに毎日きちんと片付けなくても生活感丸出しになることもありません。

 

弊社ではキッチンの背面に大きなサイズのパントリーをつくり、そこに冷蔵庫や家電を置くというスタイルを推奨しています。

 

パントリーをつくればキッチン背面がスッキリするだけではなく、リビングやダイニングから見えないところに死角となる壁が出来ることになり、ゴミの日程表や学校の連絡網、子供たちが幼稚園や保育園で描いた絵やつくったものなんかも貼ったり置いておいたり出来ます。

 

そんなわけで弊社では、この2つを間取り提案時に取り入れさせていただいているというわけです。

 

もちろん、パントリーに関しては家電までの距離が遠くなるという欠点もあるので、「完璧な提案」ではないかもしれませんが、どっちを優先するかで判断していただけたら、ということで。

 

次回は、LDKの生活感を打破するもう1つの工夫についてお伝えしていきたいと思います。

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