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住宅ローンの返済

2024年09月09日

ウッドショックの影響により、500〜600万円上がってしまった建築代は、そのまま住宅ローンに組み込まざるを得ない!という方がほとんどだと思います。
そうなると、毎月15,000円〜20,000円も毎月の返済負担が上がってしまいます。(変動金利と固定金利による差)

 

もちろん、インフレによって企業の業績が上がり続け、給料が上がっていく見込みがあるとしたら、「仕方無い」と思えるのかもしれません。
しかし、多くの人の意見としては、そうは思えないのではないでしょうか?

 

このままインフレが続き、それが賃金が上昇したとしても、それは今すぐの話ではありません。
団塊の世代が一斉に退職を迎える、2030年ぐらいじゃないか?とも言われています。

 

食料品や日用品も軒並み高くなっていて、今後は、所得税はもちろん消費税も増税される可能性が高まってきています。

 

というわけで今回は、住宅ローンの返済負担を上げないようにするための2つの方法についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

まず1つ目の方法が、「住宅ローンの返済期間を長くする」ということです。
返済期間を一般的な35年ではなく40年で設定するというわけですね。
そうすれば毎月の返済負担が10,000円ほど抑えられます。

 

たしかに、そうなると住宅ローンに縛られる期間が長くなるため、その期間ずっと働き続けなければいけないのか?と不安に思うかもしれません。

 

また、期間が長くなればなるほど、利息を余分に払うことにもなるため、繰上げ返済をすることで返済期間を短くしていくべきなのでは?という意見も多いでしょう。

 

 

✔️住宅ローン期間が長くても問題ない理由

 

「長期積立投資」をするつもりがない方は、先程の不安を払拭するために、少々負担が増えるとしても返済期間を少しでも短くし、繰上げ返済で利息の負担を軽減した方がいいと思います。
銀行への預金や貯蓄性の生命保険によって増えるお金より、住宅ローンの利息の方が多いからです。

 

一方で「積立投資」を住宅ローン期間と同じ40年ずっとやり続けるとしたら、住宅ローン利息の数倍お金が増えている可能性が高いのは、過去のデータを見ても明らかです。

 

「投資をする」ということは「世界経済の成長に投資をする」ということなのですが、世界の人口はずっと増え続けてきて、それに連動して経済は右肩上がりに成長してきました。
今後も世界の人口は増え続けていくと言われているので、そうなると経済はきっとより右肩上がりに成長するからです。

 

ですので、返済期間を長くすることで返済負担を軽減し、「長期積立投資」がしやすい状況を作っていただくことをオススメしたいと考えています。

 

 

そして返済期間を長くしても問題がないという理由はもう一つ。
それは、住宅ローンを借りている期間中ずっと「団体信用生命保険」という保険が掛かっているからです。

 

つまり、返済期間を短くするということはそれだけ保証期間が短くなるということで、繰上げ返済によって返済期間を短くしていくということは保険を早々に解約しようとしているということでもあります。
わざわざ、「保証を放棄する必要はない」というわけです。

 

 

これから家を建てる方は、返済期間を長くすることで返済負担を少しでも抑えていただき、生まれた余剰資金を全て「長期積立投資」に回してみてはいかがでしょうか。

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