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貯金ができるような家づくり
2024年08月05日
毎月、貯金をしていくためには、住宅ローンの負担を軽減できるような予算計画を立てなければいけません。
というのも、家という資産は、賃貸生活ではなかった固定資産税の支払いもあれば、火災保険費用もアップするからです。
また、メンテや改装コストを含めた予算を立てないと、いざその局面に立った時、住宅ローンに上乗せして金利が高いリフォームローンを組まざるを得なくなる、といった状況にもなりかねないのです。
すると、ますます貯金がしづらくなってしまいますよね。
自分の身の丈に合った予算を算出し、その中で実現可能な家づくりをするということが、とても大事なんですよね。
ということで今回は、家づくりで最も大事なことの一つである「自分の予算と建てる家のギャップを埋める方法」についてご紹介していきたいと思います。
ただ、これを理解したとしても、情報に満ち溢れた中でこれを実行することは、かなりの忍耐強さが必要ではあります。とはいえ、知っておくことが重要だと思うので、ぜひお付き合いただければと思います。
✔️毎月の返済額は手取りの◯%までに
現在は建築費が高騰していますが、それでも収入が上がっているわけではないので、正直、毎月の返済負担を上げるべきではありません。
個人的には、家を建てたうえで貯金をしていくためには、手取りの25%以内がベター、限界点が手取りの30%ではないかと考えています。
たとえば、仮に税込年収が400万円の方なら、手取りが月26万円ぐらいなので、ベターが6.5万円で限界点が7.8万円。
税込年収が500万円の方なら、手取りが33万円ぐらいなので、ベターが8.25 万円で、限界点が9.9万円といったところでしょうか。
なので、できればベターな額から逆算した金額を銀行から資金調達し、それに出せる範囲の自己資金を足すというのが理想的な家づくりの予算だと思っています。
年収500万円の方なら、銀行から借りる額は2900万円前後という感じです。(金利1%・期間35年で試算)
そして、これに出せる自己資金を合わせた額で家づくりをする。
ただ、建築費が高騰してしまった現在、この予算で土地を買って家を建てるのも難しい状況となっています。
ですので、これから家を建てる方は、住む場所を柔軟に考えるということも、大事なことだと考えています。
たとえば、実家に土地があるのなら、そこに建てるという選択肢も視野に入れる。
もしくは、もっと土地が安く手に入るエリアも検討する。
といったところです。
茨城に住んでいる限りは、たとえ茨城の中心部に住んでいようとも、車は必要でしょうし、電気自動車が普及すれば、太陽光発電と蓄電池さえ設置していれば、多少通勤距離が長くなったとしても、燃料費が高くなることもありません。
というわけで、少しでも土地価格を抑えることを考えていただければと思います。
その上で、建築費を抑える努力も必要となってきます。
情報に溢れている現代では、設備や仕様などでコストを抑えるのが難しくなってきているので、住みやすさを損なうことなくコストも抑えようと思うと、結局は面積を抑える工夫をするしかない・・・。
そこで次回ですが、家の面積を抑えるために必要なことについてお伝えしていきたいと思います。
ぜひ次回もご覧ください!
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