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住宅ローン金利について
2024年07月08日
ついに日銀が17年ぶりにマイナス金利を解除することとなりました。
これを受けて住宅ローン金利が上がることになるため、返済に苦しむ人が増えるだろうというニュースを目します。
果たして、実際のところ住宅ローン金利はどのようになっていくのでしょうか?
というわけで今回は、これから家を建てたいとお考えの方が気になるであろう「住宅ローン金利」について解説していきたいと思います。
✔️住宅ローン金利は上がってしまうのか?
住宅ローンには変動金利と固定金利があるのですが、今回の日銀のマイナス金利解除によって全ての住宅ローン商品の金利が上がるのか?
結論としては、決してそんなことはありません。
結論としては、決してそんなことはありません。
というのも、変動金利と固定金利では基準となる金利が違っていて、今回のマイナス金利解除の影響を受けるのは固定金利だけだからです。
具体的な商品としては、フラット35をはじめとした各銀行が取り扱っている全期間固定型の住宅ローンが1つ。
もう1つが、当初10年間だけ金利が固定される「10年固定」と言われる住宅ローンです。
もう1つが、当初10年間だけ金利が固定される「10年固定」と言われる住宅ローンです。
もちろん固定金利が上がれば少なからず変動金利も影響を受けて上がりやすくなるのも事実。
とはいえ、今後、変動金利が上がるとしてもまだまだ時間がかかることが予想されます。
(本当に景気が良くなるまで)
(本当に景気が良くなるまで)
すでに住宅ローンを変動金利で組んでいる人が返済が苦しくなることはなさそうだと思っている次第です。
✔️これから家を建てる人はどうするべきか?
全期間固定の住宅ローン金利は上がり、変動金利との差が1〜1.5%ほど生じるため、全期間固定の住宅ローンは選択しにくいと言えるでしょう。
全期間固定の商品は返済負担が上がるだけじゃなく余分に初期費用として支払う手数料が必要になります。
家にかけられる費用も減ってしまよね。
では、変動金利の方がいいのかというと、「そうですね」とも言いにくいのが正直なところです。
これから先の金利動向がどうなるかは分からないですし、仮に変動金利の金利が上がるような状況になった場合、それから固定金利に借り換えしようとしても、性質上、変動金利が上がる頃には固定金利はずいぶん上がっているからです。
借り換えは、たとえ金利が下がって返済負担が減るとしても、手数料や登記代といった余分な手数料がかかることになります。また、団体信用生命保険への加入が必須となるので、健康状態にも左右されます。
そういった理由で、個人的には全期間固定をオススメです。
以上、参考までに、資金計画を立ててみていただければと思います。
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