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住宅ローン金利の仕組みや今後の動向
2024年04月29日
昨年12月、予想外のタイミングで日銀が「長期金利」を引き上げ、その後も上昇傾向が続いています。この動きにより、住宅ローン金利も上昇しており、将来の展望について気になる方も多いでしょう。
✔️住宅ローン金利はどうなるのか?
日銀の利上げにより、全ての住宅ローン商品の金利が上がるわけではありません。変動金利と固定金利では、金利決定の要素が異なります。
変動金利と固定金利では金利を決定する要素が違うからです。
変動金利は、
銀行が融資に問題がないと判断した信用力の高い優良な企業に融資をする際に適用される返済期間1年以内の金利を
参考にして決定するのに対し、固定金利は「長期金利」を参考にして決定するからです。
つまり、現在の上昇は、長期金利を参考にして決定される固定金利に限られます。
具体的な商品としては、フラット35などの全期間固定型住宅ローンや、10年固定のものがあります。固定金利の上昇は、変動金利にも影響を及ぼす可能性がありますが、現在の状況では変動金利の上昇はしばらくの間見込まれません。
✔️これから家を建てる人はどうするべきか?
将来の展望を考えると、全期間固定型の住宅ローンを選ぶ方が良いと考えられます。将来の金利やインフレの動向は誰にも予測できませんし、変動金利から固定金利への借り換え時には、金利が上昇している可能性が高いです。
借り換えには手数料や登記代などの追加費用がかかりますし、団体信用生命保険の加入も必要です。そのため、全期間固定型の住宅ローンを選ぶことで、これらの心配や手間を省くことができます。
ただし、全期間固定金利を選ぶ場合は、金利が高くなると返済負担が増える可能性がありますし、借入時には追加の手数料がかかります。これから家を建てる方は、予算計画を立てる際にこれらを考慮する必要があります。
それでは。。。
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