安定のための地盤改良
最近の天候は梅雨らしい感じがしますね。
先日、日立市の新築現場では地盤改良工事が行われました。地盤調査の結果によって、地盤が弱いと判定されると地盤改良工事が必要となります。具体的な工事方法は土質や支持層の状況、地下水の有無によって異なります。
1.表層改良工事は、地表面近くの土が弱い場合に行われます。土を掘り、粉末セメントと混ぜて元の場所に戻し、ローラーでしっかりと押さえます。これによって地盤を強くし、建物をしっかりと支えることができます。
2.湿式柱状改良工事は、支持層にばらつきがある場合に行われます。大きなドリルを使用して支持層まで穴を開け、セメントのペーストを注入します。この方法では、セメントが地盤と結合し摩擦を生み出すため、地盤の強度を向上させることができます。
3.鋼管杭工事は、支持層が均一な場合に適しています。重機を使って鋼管杭を支持層まで押し込みます。これによって建物の重みをしっかりと支えることができます。ただし、最近は鉄の価格が上昇しているため、その点には注意が必要です。
ハウジングアイでは地盤改良工事に10年間の補償が付いていますので、万が一地盤沈下が発生した場合でも修復費用を負担してくれます。安心感がありますね。