ギャラリー
外壁の落ち着いた色合いと、木部のやわらかな表情が調和する佇まい。 一見すっきりとした印象の住まいですが、その中には深い想いが込められています。 この家を建てたのは、大工である父。 長年木と向き合ってきた手が、自らの家族のために一本一本、丁寧に形にしました。
室内に一歩入ると、桧の床と柱、建具が迎えてくれます。 漆喰の壁にやわらかな光が広がり、木の香りがそっと漂う空間。 それは”つくった家”ではなく、”育てていく家”であることを感じさせます。
~リビングテラス~
リビングから続くテラスは、この住まいの大きな特徴。 内と外をゆるやかにつなぎ、空間に奥行きを生み出しています。 物干しスペースとしてはもちろん、犬の散歩からそのまま行き来できる動線も確保。 日常の動きが自然と外へ広がる、暮らしに寄り添った設計です。
~LDK~
南北に長い敷地形状を活かし、光の入り方を丁寧に計画したLDK。 視線が抜けるよう大きめの窓を設け、一日を通してやわらかな光が差し込む、明るい空間となりました。 外へ視線が伸びることで、実際以上の広がりと奥行きを感じられます。 家族が自然と集まる、あたたかな中心。家族の気配を感じられる間取りです。
~腰板~
室内の壁は腰板仕上げ。 壁の下半分を木で包むことで、空間にしっかりとした”重心”とあたたかみが生まれています。
父が一枚一枚丁寧に収めた腰板。
無垢材の木目は一枚として同じものはなく、光の当たり方によって表情を変えます。 触れたときのやさしい質感、時間とともに深まる色味。 それは既製品では出せない、本物の木ならではの魅力です。
軒裏の杉板、テラスの奥行き、何気ないディテールのひとつひとつに、手仕事の誠実さが息づいています。 本物の木でつくる家は、時間とともに深みを増し、家族の歴史を刻みながら、美しく育っていきます。
物件情報
構造
2階建て
延床面積
130.41㎡ (39.37坪)
工法
木造軸組