見学会やモデルハウスに行く際の注意点
モデルハウスや完成見学会は、多くの方々が実際に訪れる手段で、ハウスメーカーや工務店の技術やお施主様のこだわりが詰まった住まいを目で見ることができます。今回は、モデルハウスを見学する際に重要なポイントや注意点についてお伝えします。
◎質問事項を考えておく
モデルハウスを有効活用するためには、まず家族の希望や要望を集めることが重要です。例えば、「吹き抜けのあるリビング」「ビルトインガレージ」「自然素材の使用」など、新しい家に対する要望をまとめておくと良いです。それに合わせて、各住宅メーカーや工務店の得意なスタイルを事前に調べて、選択肢を絞ることができます。
◎持参するといいもの
完成見学会では、設備や家具、家電などが展示されていますので、以下の持ち物を用意して訪れると良いでしょう。
メジャー: 設備や家具、家電、廊下、サッシの高さ、建具の寸法など、確認したい要素が多いです。その際にはメジャーが必需品となります。
チェックリスト: モデルハウスに行くと、住宅メーカーや工務店のスタッフが詳しく案内してくれます。質問したいことや気になるポイントを事前にリストアップしておくと便利です。また、気になる箇所や参考になるポイントはカメラやスマートフォンで撮影しましょう。
カメラ・スマートフォン: 撮影したり、後日見学会の様子を確認したりするためにカメラやスマートフォンを持っていくと便利です。ただし、撮影する場合は会場のスタッフや営業に確認してから行いましょう。また、お施主様の所有の見学会では、引き渡し後の防犯上の理由から室内の撮影が禁止されている場合もあるため注意が必要です。
これらの持ち物を用意して、モデルハウスや完成見学会に訪れましょう。
◎チェックするポイント
以下のポイントに注意しながら、モデルハウスや完成見学会を訪れましょう。
担当者を確認する: モデルハウスには営業担当が常駐しています。契約後の窓口となることが多いため、安心して付き合える営業かどうかを確認しましょう。フォローアップやアフターケアも含めて重要なポイントです。
目に見えないところを質問する: 屋根裏や床下、基礎部分など、目に見えない箇所についても積極的に質問しましょう。耐震性、耐久性、断熱性などについて分かりやすく説明を受けることで、マイホームに対する安心感が得られます。
購入価格と設備・仕様の確認: 外観や使い勝手だけでなく、購入価格も重要な要素です。注文住宅では土地の状態や周辺環境によって施工費用が変動することがあります。また、モデルハウスで使用されている設備や仕様、オプションについても確認しましょう。質問を遠慮せずに積極的に行い、理解を深めて納得のいく住宅を購入しましょう。
これらのポイントに留意しながら、モデルハウスや完成見学会を楽しんでください。
◎さいごに
モデルハウスや完成見学会に一度参加しただけでは、自分たちのマイホームのイメージがまとまりにくいと思われます。実際の建物の大きさを見ることでイメージがつきやすいです。総合住宅展示場のモデルハウスは通常70〜90坪の大豪邸が多く、自分たちの家づくりのイメージを掴みにくいかもしれません。can woodでは、実際に住まわれる方のこだわりの建物で見学会を開催しています。設計士、施工管理士、大工など技術職のスタッフも常駐しています。
ぜひお気軽に見学会場にお越しください。