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ジョリパット吹き付け Part2
2025年11月08日
みなさんこんにちは。
こちらは水戸市にございます、O様邸の新築工事です。
今回は前回に続き、「モエン大壁工法 ジョリパット吹き付け」についてご紹介します。

前回の目地処理が完了したら、次に「ジョリパットシーラー」を塗布します。
写真の上部と下部で少し色の差が見えるかと思いますが、これはシーラーを塗った部分です。
シーラーは透明に近い塗料で、下地との密着性を高める役割があります。

シーラー塗布後は「不陸整正(ふりくせい)」という作業を行います。
これは下地の微妙な凹凸をパテで整える工程で、乾燥による“やせ”を防ぐために複数回に分けて仕上げます。
この不陸整正は、最終的に吹き付けるジョリパットの色に近い色で行われるのが特徴です。
そしていよいよ吹き付け作業へ。

吹き付けは一度で仕上げるのではなく、ムラを防ぐために数回に分けて重ねていきます。
一回で厚く塗ると色ムラや凹凸が出やすいため、職人の丁寧な重ね吹きがポイントです。

写真のように、最終的な仕上がりでは色ムラもなく美しい外壁に。
職人の技が光る仕上がりです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、モエン大壁工法によるジョリパット吹き付けの工程をご紹介しました。
O様邸はまもなく大工工事も完了予定です。
引き続き、安全第一で丁寧に施工を進めてまいります。
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